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第三回「ワインはどうやって造られるか?」
今週は「ワインはどうやって造られるか?」ですが、最初にお断りしておかな ければなりません。この「ワインをどうやって造るか?」「葡萄を保存可能な 液体であるワインにするにはどうするか?」は非常に難しい、しかも歴史と努 力に裏打ちされたお話が山盛りで、しかも範囲が非常に広ろう御座います。
ワインに惹かれて、この醸造学を本場フランスで学びたいと思い、祖国日本を 旅立って行く方のなんと多いこと!人を突き動かす力が、魅力がワインには御 座います。ですので、ワインの醸造に関してカジュアルに語ることは少々心苦 しいところが御座います。
だけどぉ〜、日本人だって日本酒のこと良く知らないしぃ。フランス人もワイ ンのこと詳しいのは一部の人だけなので、難しいことを言ってワインを楽しめ なくなる方が勿体無い。
ですから、得々ワインフォーラムのセミナーでは、「楽しい!普段のお買い物 に役立つ!」をコンセプトに、今週のセミナーも進めていきたいと思っており ます。多少の違いはご愛敬ということで(笑)
前振りが長くなりましたが、ではでは、始まり〜。
「ワインはどうやって造られるか?」
日本人が日本酒の製法に精通していないように、フランス人もワインの醸造な どに関してはほとんど知りません。日本でのデイリーなワインライフに絞って お話を進めさせて頂きますが、御興味をお持ちになられた方は少し書籍などで お勉強などされてもよろしいかと♪
ワインは発酵によって造られます。つまり、葡萄果汁に含まれる糖分が醗酵に よってアルコールに変わり、ワインというアルコールの入った液体になるので 御座います。因みにワインを更に蒸留すると、ブランデーになります。ですの で、ブランデーは醸造酒ではなく、【蒸留酒】になります。
日本酒やビールも同じで米や麦芽が醗酵によってアルコールに変わります。し かし、以前もメルマガ上でお話しましたように、ここにワインと他の醸造酒と の大きな違いが御座います。
ワインの原料である葡萄にはアルコール醗酵に必要な糖分が、それに直接利用 できる形、葡萄糖や果糖の状態で含まれていたりします。ですので、極端な話、 潰しさえすれば、自然にアルコール醗酵がおこります。しかし、米麦の類は、 主成分がでん粉ですので、そのままではアルコール発酵は起こりませんです。 ですので、このでん粉を一度分解して、発酵可能な糖に変えなければなりませ ん。ワインにはこの『糖化』の作業が御座いません。因みにでん粉は→麦芽糖 →葡萄糖というように変化させることで、糖化を行います。
ワインになるために必要な酸やタンニン(渋味のもと)ミネラルなどが既に含 まれておりますので原材料は葡萄のみとなるのです。それだけ味や品質などが 原料の葡萄に大きな影響を受けるのです。ですので、収穫年や品種、産地など がラベルに記載され、またビンテージ(収穫年)、テロワール(畑による違い)など などに愛好家はこだわるわけです。1000円ワインを選ぶ際にもすごく 役立ったりします。
ここまでで既に長いですよね^^;。他にも多くのことがありますが、ざぁーっと赤ワイ ンの製造工程を見てみましょう。
1.収穫 2.選果 3.除梗・破砕 4.圧搾 5.アルコール醗酵 6.圧搾 7.マロラクティック醗酵 8.樽orタンク熟成 9.おり引き 10.清透・ろ過 11.ビン詰め 12.ビン熟成
8番の樽熟性は高級ワインに限られますが、たまに1000円ワインでも樽熟 性などを行っているものが御座います。見つけたらとりあえず購入しておきま しょう♪
どのような工程でワインが造られるか少しはイメージして頂けましたでしょう か?今週はここまでとさせて頂きます。ではでは!
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