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ワインの話−第8話 「ブルゴーニュワインについて★」
ブルゴーニュでは、一般的に単一の葡萄をからワインを造ると言われております。赤ワインではガメイ種、ピノノアール種が有名で御座いますね。
同じフランスで、銘壌地として有名なボルドーは複数の葡萄を混ぜて(ブレンドして)ワインを造ります。世界的に見ても、ブレンドして作られたワインの方が多く市場に出回っております。
そういう意味では、単一の葡萄を使用していながら世界的銘壌地としての地位を維持しているブルゴーニュは、やっぱり凄い!のでございます。
そして、この単一葡萄しか使わないと言われておりますブルゴーニュにおいても、例外的に複数の葡萄から造られるワインがあるので御座います。
そして、そこにはブルゴーニュが持つある事情が影響しているので御座います。これを『ブルゴーニュの謎』などと、呼んだりはしないようですが。
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この例外に関してお話しするには、3つほどポイントがあるように思われます。
1.ブルゴーニュで栽培されている葡萄品種
2.クリマ(区画畑)の共有とモノポール(単独所有)
3.ネゴシアンとアペラシオン(AOC)
ここでは、赤ワインについてお話を進めさせて頂ければと存じます。
まず1についてで御座いますが、ブルゴーニュで栽培されている(いた)赤ワ
イン用葡萄品種には以下のようなものが御座います。
ピノノアール・・・コートドールを中心に栽培されている品種。ロマネコンテ
ィなどが有名
ガメイ・・・・・・主にボジョレーワインに使用されている品種
ピノ・グリ・・・・ブルゴーニュではピノ・ブーロと呼ばれているそうで御座
います。使用許可品種です。
トレソ・・・・・・ブルゴーニュ、ヨンヌ県が名産。シャブリ地方はヨンヌ県。
ピノ・リエボー・・かつてブルゴーニュで栽培されていた品種
セザール・・・・・かつてブルゴーニュで広く使用されていた実績あり、
現在では使用されていないと言われている。
ピノ・リエボーとセザール以外は、現在でもブルゴーニュで栽培されている葡
萄品種と言われております。
2.ブルゴーニュでは、クリマ(区画畑)を複数の所有者によって共有してい
ることが多く、モノポール自体が珍しい。ですので、同じクリマからでたワイ
ンであっても、作り手が異なりますので、その品質には大きな差がある場合が
多いので御座います。
葡萄が同じで、AOC上同じ分類に当たるワインであっても、出来上がったワ
インには大きな差がございまして、これがブルゴーニュワインの選択を、複雑
で、困難にしている大きな理由でも御座います。
3.ブルゴーニュでのワイン作りにおいてネゴシアンの存在は大きく、また、
AOCへの影響も大きいので御座います。
と申しますのも、2のように同じAOCでも、小さな生産者が、少量づつのワ
イン原酒を所有しておりますので、コレをワイン流通に直接乗せ、市場に供給
するのは現実的では御座いません。
そこで、ブルゴーニュでは、ネゴシアンがそれを買い集めて同じランク同士を
ブレンドし、適切な一定のAOC(アペラシオン)として流通に乗せるので御
座います。
ここまでがネゴシアンのご説明。これからアペラシオンへ・・・。
さらにブルゴーニュ地域内であれば、どこで取れた葡萄を使用しても良いAO
Cが、今回ご質問にあるようなAOCで御座います。(赤ワイン)
AOC Bourgogne・・・・・・・・・・・・・ピノノアールかシャルドネ
(ブルゴーニュ)
AOC Bourgogne Passetoutgrain・・・・・ピノノアールとガメイ
(ブルゴーニュ・パストゥグラン)
AOC Bourgogne Grand Ordinaire・・・・・ブルゴーニュ土着品種
(ブルゴーニュ・グラントルディネール)
上の二つは使用許可葡萄が決まっております。ですので、ご質問のご回答とし
ては、AOCブルゴーニュの場合100%ピノノアールで御座います。法律上は
・・・。
とくにAOCブルゴーニュの中には、おそらくご存知だと思われますが、特級ワ
イン用の葡萄の中から弾かれた葡萄、つまりAOCブルゴーニュにするには優秀
すぎる葡萄(同じピノノアールでも別物!)も、これまた含まれていたり致し
ます。
ピノノアール大好きのワイン愛好家は、おなじAOCブルゴーニュでも、このよ
うなワインがどれかをもちろん知っていて、密かに購入するので御座います。
(く、暗い、、・。・)
さらに、1のようにブルゴーニュには土着の葡萄品種が沢山御座います。その
ような葡萄を使用して造ったブルゴーニュワインのためのAOCがAOC Bourgogn
e Grand Ordinaire(ブルゴーニュ・グラントルディネール)ということにな
るそうで御座います。
つまり、AOCブルゴーニュ・グラントルディネールは、AOCブルゴーニュ
の品種以外を用いたワインが名乗る事ができるAOC。ブルゴーニュ土着葡萄
の混合用AOCというようなことになるので御座います。
この3つのAOCのランクも表示の順番で、ブルゴーニュ・グラントルディネ
ールが最低?と言われております。人それぞれ、お好みだと思うのでございま
すが。
ちなみに、有名なコートドニュイでもピノ・ノワール,ピノ・リエボー,ピノ
・ブーロなどが使用されております。
さらに、そもそも、ピノ・ノワールには、多数のクローンが御座いまして、
ピノ・ファン(Pinot Fin)
ピノ・ブーロ(Pinot Beurot)
ピノ・リエボー(Pinot Liebault)
が有名で御座います。ここまでくると何がブレンドで、なにがピュアなのか得
々博士にはもうわからないので御座いますTT。
是非とも権威あるお方から正確な知識を習得されますようにお願い致します。
今回のご回答がその時の口汚しにでもなれば幸いで御座います。
このあたりがいっぱいっぱいの得々博士で御座います。お許し下さい。 |
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